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2030 VISION

2030ビジョン

Global vision × Local mind
ボーダレス思考とやってみよう精神で地域社会のシンカに貢献する

2024年8月、第23期の「経営計画発表会」の際に、中期経営計画「2030 ビジョン」を発表。スローガンは、「Global vision × Local mind ボーダレス思考とやってみよう精神で地域社会のシンカに貢献する」と決定しました。「2030 ビジョン」とは、「2030年のBeBlockの到達イメージ」です。

Global vision × Local mind

「2030 ビジョン」の作成にあたり、「2030年に、どんな景色を作り出したいか?」というテーマで議論した際、社員から最も多く挙がったキーワードは「世界」でした。現在、日本は過酷な人口減少社会に向かっています。国内市場だけで成長していくのは困難な時代となりました。いよいよ海外市場を見据えて事業を展開していくという思いから「Global vision」を掲げました。また、私たちBeBlockは、現在名古屋に8拠点、東京に1拠点と事業展開しておりますが、もともとは名古屋でビジネスを開始し、地域に育てていただいたからこそ、今があると思っています。「Local mind」とは、そんな思いを忘れずに、地域社会に貢献することをひとつの使命と考え掲げました。

ボーダレス思考

次に「ボーダレス思考」についてです。ボーダレスを辞書で調べると「国境のない」という意味ですが、BeBlockではダイバーシティの観点から、国籍に関係なく、いろんな人と共に働き、相手を尊重することを大切にします。また、職位や職格は上下関係ではなく役割として理解し、一人ひとりが自由でフラットな組織をめざしていきます。

やってみよう精神

「やってみよう精神」はBeBlockの大事なカルチャーのひとつです。そして、「やってみよう!」というチャレンジ精神は、Well-beingの因子のひとつでもあります。「失敗してもいいから、まずやってみる」、こうして人としても組織としても成長してきました。「知行合一」(ちこうごういつ)という、私が好きな言葉があります。「学んで知っているだけで行動しないのは、知らないとのと同じ」ことを意味します。「やってみる」という行動の前には、「知る」「学ぶ」ことも大事です。その上で「考えて」「やってみる」ことを実践していきます。

シンカ

そして、「シンカ」がカタカナなのは「新化」「進化」「深化」の意味があります。新しいことにチャレンジし、全社員一丸となって前進し深く掘り下げていく。こうして地域社会、さらには日本に貢献していきます。

2030年までに、再びコロナのような大きな社会変化があるかもしれません。あるいは、南海トラフのような震災が起こるかもしれません。大事なのは、何が起ころうとも全社員で、この2030 ビジョンに向かっていこうという姿勢です。そこには揺るぎない最高の未来が待っていると信じて、2030 ビジョンに向けて、全社で実践してまいります。

01人・組織について

  • チームで働く

    BeBlockでは、自分ひとりで完結できる仕事はほとんどありません。正社員は、必ずどこかのチームに所属しています。そのチームには目的があり、そこに所属するメンバーには役割があります。その目的と役割の意味を自律的に考え、仕事に取り組むことが必要です。指示を待つことでは仕事は進みません。当然、自分の仕事だけ考えればいいわけではありません。

    「チームにおける自分の役割は何なのか?」を理解し、チームの成果に貢献することを重視します。「その人がいないとわらかない」というような属人化を排除し、チームで協調しあいながら働きます。「一人で負けるな、一人で勝つな、チームで働こう」

  • 強く、やさしく、おもしろく

    「強く」とは、ビジネスモデル、チーム力、財務基盤です。BeBlock型ビジネスモデルである「Webとリアルのハイブリット」に磨きをかけ、付加価値の高い働き方、高収益で高待遇な組織をめざしていきます。

    「やさしく」とは、人への尊重と配慮です。社員、パートさん、協力会社さん、お客様、BeBlock に関わるすべての人に対してやさしく、人を大切にします。

    「おもしろく」は、社員一人一人が仕事をおもしろいと感じられる環境で、実際にワクワクする仕事が実現できることです。

  • 新卒採用継続、平均年齢30歳

    2015年から継続している新卒採用を継続していきます。世の中は人手不足が解消される見込みはありません。新卒採用は競争激化がさらに進むと予想されます。そんな状況下においても、「人が集まる会社」でありたいと思っています。

    新卒の学生の採用力が高めていくということは、同時に「いい会社」を創っていくことです。いい会社に、いい人が集まります。

02商品・サービスについて

  • 「達人シリーズ」の成長拡大

    「達人シリーズ」は、2014年にメニュ―事業のWebサイト「メニューカバー製作工房」から「メニューブックの達人」へとリネームしたことから始まりました。それから10年が経過し、たくさんの達人を名乗るWebサイトがリリースされ、今や「達人シリーズ」は、BeBlockのブランドとなりました。

    これまでの「達人シリーズ」のWebサイトの充実をはかるとともに、新たな達人を名乗るWeb サイトの開発も行なってまいります。達人シリーズは、BeBlockの強みである「Webとリアルのハイブリッド」の軸足として育て、システム投資も積極的に、且つ計画的に実施していきます。

  • エンタメグッズ、
    ライセンスビジネスの成長拡大

    エンタメグッズの事業は、「アクリルグッズの達人」、「缶バッジの達人」が大きく成長したことから、セールス案件も年々拡大しています。近年ではOEM案件から派生し、デザイン領域から企画するODM案件も増えてきました。デザイン企画から関わることで付加価値を増大させ、BeBlockらしい企画提案を行い、ODM領域を拡げていきます。

    ライセンスビジネスにおいては徹底した顧客理解を行い、差別化された企画を版元企業に展開するとともに、POP-UPストアの運営も独自のノウハウを積み上げていきます。自社の利益だけを追求するのではなく、ファンに寄り添ったライセンスビジネスで、版元企業とファンとの信頼を高めていきます。

  • グローバルビジネス

    2020年の春にコロナショックが起こり、2021年以降、一気に円安が進みました。これは、単に日本円の価値が安くなる円安というよりも、国力低下にともなう「円弱」と判断しています。よって、2030年に向かって円の価値が高くなる「円高」になる可能性はほぼないと考え、対処していかなければなりません。世の中が円安に向かえば海外生産して輸入したり、海外から資材を調達するのは原価が高騰することを意味します。

    であるならば、逆に海外へ販路を拡大することは追い風になるわけです。日本の人口減少はさらに進みます。その中で、ビジネスの市場を海外にも拡げ、外貨が稼げる力をつけていきます。

03理念・社風について

  • Well-beingをベースにする

    2019年に経営理念のMission(会社の存在目的)に「Well-being」を掲げました。Well-beingには、「幸せ」「健康」「福祉」の意味合いで翻訳されますが、BeBlockでは「充実した幸せな人生」と考え、さらにシンプルに表現すれば、『いい人生』と解釈します。仕事をしていると、いいこともあれば、トラブルも起こります。どんな状況下にあっても、常にWell-beingの理念に立ち戻って考えます。ここに立ち戻ることができれば、どんな困難なことでもシンプルに見えてきます。

    働くことを通じて『いい人生』を模索し、さらにはそれがそのご家族の『いい人生』に繋がれば幸いです。人が幸せであり続けるために、私たちは Well-beingで『いい人生』を歩んでまいります。

  • ボーダレス、
    ダイバーシティな社風

    BeBlockには、外国籍の人や障害がある人も正社員として働いています。グローバル展開を目指す上で、いろんな国籍な人と仕事をしていきますし、障害者雇用も継続していきます。どんな人であろうと、人権を尊重し、人として相互に認め合うことを大切にします。

    BeBlockでは、上司や部下、下請けという言葉を使いません。それは、人に上下関係はなく常に対等であり、違うのは「役割」だと考えています。そして、協力会社様は下請けではなく、大切なパートナー企業としてWin-Winな関係を築いていきます。社内でも社外でも海外でも、ボーダレスな思考で成長をめざしていきます。

  • やってみよう精神

    やってみて失敗することよりも、やらなかったことのダメージが大きいと考えます。なぜなら、そこには経験の差が生まれるからです。

    幸せになるための4つの因子は「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのまま」です。「やってみよう」の因子は、「主体性」にかかわる因子です。

    夢や目標に向かって、「やってみよう!」と主体的に努力を続けられる人は、なにも行動を起こさない人よりも幸せになるという研究結果があります。前向きで挑戦的な行動にリスペクトし、「やってみよう精神」を大切にしていきます。

「2030ビジョンキャンプ」を2日程で実施。
「2030ビジョン」の言語化とビジュアル化へ!

これまで、弊社では役員により、5年単位でビジョン(中期経営計画)を作成してきましたが、今回の「2030 ビジョン」は、なるべく多くの社員にも作成段階から関わってほしいという代表の思いから、2024年1月と3月に「2030 ビジョンキャンプ」を実施。役員に加え、幹部、リーダー、エキスパートの約25名の社員が名古屋に集まりました。

「2030 ビジョンキャンプ」のゴールを『「2030年に、私たちはどんな景色を作り出したいか?」を言語化して、ビジュアル化する』としました。そして、「創業からの歴史」や「BeBlockの強み」をはじめ、「大切にしたいキーワード」、「価値観」などを考えました。

「どんな景色を作りたいか?」という課題に対しては、各自AIを駆使して、いろんなイメージを出し合いました。

  • 「2030ビジョンキャンプ」オープニングタイトル

  • 「2030ビジョンキャンプ」のラストは、
    焚き火を囲む(キャンプファイヤーの)イメージで輪になり、感想を発表

BOOKで、全社員に共有。
そして、2030年に向かって!

このたび、初となる「BeBlock 2030 ビジョン BOOK」を製作し、「経営計画発表会」にて、全社員に配布。代表より「2030年ビジョン」の発表と同時に、作成の背景や思いも語られました。

弊社のビジョン(中期経営計画)は、「目標」ではなく、あくまで会社規模の「到達イメージ」であり、2030年のゴールと、それまでのマイルストーンを掲げたものです。

「目標」ではなく、「到達イメージ」にこだわるのは、目標がいずれ目的化して、数字の奴隷になってしまうことを意識して避けていくためです。私たちが大事にしているのは「Well-being」です。経済合理性と社会的意義に迷ったら、社会的意義に迷ったら、社会的意義を選択しましょう。そういう会社、チームでありたいと思っています。

「2030 ビジョン」が完成しました。これからは、2030年に向けて、全社員が日々研鑽を積み重ねてまいります。

  • 経営計画発表会

  • 2030 ビジョン BOOK