DXビジョン推進にあたって
昨今の少子高齢化や物価上昇が続く外部環境において、生産性を高めるべくDXの重要性が高まっています。
当社は、このたびDXに関する取り組みを強力に推進するため、DXビジョンを策定するとともに、DX組織、体制等について方針を定めましたのでお知らせいたします。
DXビジョン
人口減少が進む日本社会においても、私たちは、AIを含むデジタルを駆使して、社員、お客様、パートナーと共に「強く」「やさしく」「たのしい」チーム(Block)をめざしていきます。
社員視点においては、多様性と人権が尊重される働きやすい職場環境の追求、お客様視点においては、お客様の期待にサステナブルかつ確実にお応えし、パートナー目線においては、Win-Winで共創していく関係性を大切にしていきます。
【「強く」「やさしく」「たのしい」の定義 】
- 強く:Webとリアルのハイブリッドの型がビジネスモデルとして強い
- やさしく:人や環境、地域社会にやさしい
- たのしい:仕事がたのしい
ビジョン実現に向けた戦略
- 社員視点
- 多様性と人権が尊重される働きやすい職場環境の追求
- ・BeBlockのフレックスタイム制度、Week40、Week30の推進します。
- ・AI技術を楽しく学ぶプロジェクトを発足し、Well-beingの体現します。
- ・経費計算のデジタル化を行い、アナログな作業、申請を全廃します。
- ・各集計指標においては、ダッシュボード化による編集作業の軽減します。
- ・案件から顧客まで管理するSFAの仕組みを導入します。
- お客様視点
- お客様の期待にサステナブルに確実にお応えします
- ・お客様からの問い合わせの一部をAIチャットボットによる自動返答を導入します。
- ・シミュレーター機能の強化とシステム開発により入稿データチェックにかかっていた時間を大幅に削減します。
- ・ChatGPTや画像生成を活用した新サービスの創造を行います。
- ・メタバース空間においてもグッズ販売やイベントの開催を行います。
- ・SFAシステムにより過去からのデータを一元管理します。
- パートナー目線
- Win-Winで共創していく関係性を大切にし成長発展させていきます
- ・達人シリーズのシステム改善を行い、受発注業務の時間を削減します。
- ・品質に関する教育コンテンツをデジタルを駆使して実施します。
- ・情報セキュリティを強化し、機密事項の情報管理を徹底します。
- ・製造および検品の自動化に共に挑戦していきます。
- ・工程管理システムにより案件管理の可視化を行います。
DXの取り組みと計画
導入システム・サービス | 導入時期 | 目的・活用 |
---|---|---|
販売管理システム(自社開発) | 2008年 | 見積・受注・売上・請求業務を統合した販売管理システム。(自社開発) |
Chatwork | 2012年 | 業務の報告連絡。新規プロジェクトの進行管理。情報共有。 |
KING OF TIME | 2014年 | 勤怠管理・スマホ打刻・給与システムとの連携。2012年に導入時は他社サービス。 |
Google Workspace | 2014年 | スケジュール管理。社外へのメール。 |
達人シリーズ 通販システム | 2014年 | 自社運営の通販サイトのECシステム。(自社開発) |
Windows ターミナル・サーバー | 2014年 | クライアントPCからのリモートデスクトップ接続。 |
FX4クラウド | 2015年 | 財務会計。銀行口座とのAPI連携。各業務システムと連携。 |
PX2 / PXまいポータル | 2015年 | 給与計算・Web給与明細の発行・電子納税 |
サンクスギフト | 2017年 | 社員のエンゲージメントクラウドサービス。 |
ACALL | 2020年 | 来客対応の自動化サービス。 |
クラウドサイン | 2020年 | 電子契約サービス。 |
Zoom | 2020年 | オンライン会議。 |
Zoho CRM | 2023年 | 各種集計指標のBIツール。Google広告・Google Analytics・自社ECシステムと連携。 |
楽楽明細 | 2023年 | 電子請求書発行。 |
クラウド経費 | 2024年 | 経費清算のクラウド化。各拠点の小口現金の撤廃。 |
新基幹システム | 2024年 | KINTONEを使った基幹システムのリリース。 |
AIチャットボットサービス | 2024年 | ChatGPTを活用したAIチャットボットサービスの実装。 |
体制・環境
DXを推進する組織として、「DXチーム」を設置し、AIを含むデジタルの技術と業務改善で全社のDXを推進します。
- 1)戦略目標として、「業務改善」及び「デジタル関連投資」についてKPIを設定します。
- 2)業務改善のためのデジタルツールの検討、導入を行います。
- 3)DX推進のための教育を全社に行います。(BeBlockアカデミアを活用)
- 4)「DXチーム」と経営トップが共に最新技術や事例から学びます。
- 5)セキュアな情報セキュリティの環境構築を行います。
目標とする指標
- 1)社員の業務効率化2025年度目標:人時生産性を2023年度比で10%以上の向上
- 2)業務改善、研究開発におけるデジタル関連投資2025年目標:前年売上高の0.5%を継続的投資
- 3)社員の平均昇給率2025年度目標:2023年度比で平均10%以上の昇給
DX認定
2024年5月1日に経済産業省が定めるDX認定制度に基づき「DX認定」を取得しました。
『DX認定とは』
「情報処理の促進に関する法律」に基づき、「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応する企業を国が認定する制度です。