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就活生のみなさまへ

どんな会社をめざしているか

創業して2年がたった2004年には、私と女性デザイナー、男性セールス社員の3名体制でした。3人でも食べていくのに必死だったころで、とにかく売上、利益に自分の力は注ぎ込まれていた矢先の秋のある日、2名の社員が連続して退職。売上と利益を優先する私についていけなくなっていたのでした。仕事が増えてきていて3人でも食べていけている自信がついていたころに、3人の組織が崩壊したのでした。そして、私はひとりぼっちになってしまいました。本当に、今でも彼らには申し訳ないと思っています。もっと、社員目線な言動をしていれば、今でも一緒に仕事していたかもしれないと。

代表取締役社長 写真

それから、たくさんの本を読んで、前述のとおり「人を大切にする会社」でありたいと思ったのです。そこをベースにしながら、今は「いい会社」でありたいと思っています。

実に抽象的な表現になりますが、「いい」を「良い」としなかったのには意味があります。心理的に「良い」とは、良い悪いの表現になるイメージがあります。例えば、財務体質が良い、福利厚生が良い、社員の定着率が良いといった具合に、なんとなく定量的要素が多い感じするのに対して、「いい」はなんだか温かいイメージを抱きます。言い換えれば、定性的であるともいえるでしょう。“いいお客様”、“いい仕事”、“いい社員”、“いい協力会社様”、そんな方々に囲まれるような会社でありたいと本気で思っています。これではあまりにも抽象的すぎますので、具体的な話をします。

私たちは「2030ビジョン」を掲げました。これは、“2030年にどんな景色を描いていたいか”というテーマで、リーダーと幹部社員25人で練り上げたビジョンです。リアルで集まって議論をし、最後はビジュアル化するというプログラムで半年かけて作りました。できあがった「2030ビジョン」は、会社のホームページに掲載していますので、ぜひチェックしてください。ちなみに「2030ビジョン」のスローガンは以下のように掲げました。

Global vision × Local mind

ボーダレス思考とやってみよう精神で
地域社会のシンカに貢献する

2030ビジョン メイン画像

イラストの中には、地球があったり、VRゴーグルして仕事する人や、いろんな人種の人と関わって新しいBeBlockを作っていくイメージができると思います。2030年には、こんなようになっていたいなと思っています。

自律・自浄・自走の組織

「いい会社」をめざしていることはお伝えしたとおりですが、私たちは「少人数のチームで仕事」をしています。そのチームという組織においては、どうありたいかを伝えておきます。

社内では、「自律・自浄・自走」のチームをめざすと至る所で発信しています。一つ目の「自律」は、自ら考えて行動することを意味します。BeBlockの職場は、先輩やマネージャーからの「指示」はほぼありません。野球やバレーボールなどのスポーツに例えると、監督やキャプテンからの「サイン」がないことと同等です。サインを出して、ヒエラルキー的に組織力を高めていく戦略もありますが、BeBlockはそこを選択しません。自分の頭で考えて「仕事をしようぜ!」というスタンスです。

“働き方”については、コアタイムがないフレックス制度「Week40」という制度があります。これは今働いている社員からも評価が上々で、BeBlockの特徴のひとつであると思います。ただ、自由である一方、責任が伴います。自分本位で勝手に働くシフトが組めるわけではありません。仲間やチームと連携して仕事をしていくことが前提ですので、他者に迷惑をかけないことが重要なのです。

次に「自浄」です。仕事をしていると、ミスやらトラブルが毎日のように起こります。例えば、セールスの仕事の例でいうと、自分が原因ではないにもかかわらず、お客様に叱責されることもあったりします。こういうことは、結構しんどいものです。でも、他者に起因することであっても、“自分ごと”ととらえて、再発しないためにどう取り組むべきか、チームで議論しあって、自浄作用が機能する組織でありたいのです。

そして、最後に「自走」。もうBeBlockは社長個人の会社ではなく、社員みんなの会社です。もっと言えば、お客様や協力会社様とも深く連携していますので、パブリックな会社です。だからこそ、自ら自走できる組織でありたいと思っています。

自律 自浄 自走 自律 自浄 自走

こんな人は向いていません

採用活動をしていると、学生や求職者に「求める人材像について」テンプレート的な質問をよく受けたりします。これをまじめに返すと「大谷翔平選手のように、打って・投げれて・走れるような人を採用したいです」ということなります。しかし、どうでしょう、大谷選手がごろごろ採用できたら、中小企業の経営は超楽になりますが、そんな人はそもそもいないか、採用できる確率はほぼゼロに近いですよね。

だから、「求めない人物像」というコンテンツを採用ページに掲げてあります。以下がその10個です。

求めない人物像 求めない人物像

まぁ、どれも当然と言えば当然です。大谷選手のようなスペックがあるに越したことないですが、なくても大丈夫です。むしろ、ないほうがどんどん成長できます。新卒採用は、そもそもピュアな学生の採用活動ですのでいいのですが、中途採用になると「私には、こんなスキルがあります」というスペックをてんこ盛りにして、プッシュしてくる人がいます。別にそれはそれでいいのですが、そこは参考程度にしてしか見ていません。上記のような条件に合致していないかを見ています。

だから、「高学歴とか、高スキルが必要条件ではない」ということですので、安心してください

さて、あなたはどうしますか?

ここまで読んでくれてありがとうございます。BeBlockの価値観とか会社が考えていることを少しは理解できたでしょうか。冒頭の話になりますが、「アニメやエンタメが好きだし、グッズを企画製造している会社」であることは事実で、それらが好きだから興味を持ってくれたのであれば、それはそれで嬉しいです。「好きを仕事にする」というのは素晴らしいことだけど、「仕事選びにはもっと大事な要素があるよ」と伝えたかったのが、本質的なメッセージです。

もしあなたが、

  • ・幸せで充実した人生を送りたいと思うなら、
  • ・いいチームといい人に囲まれて、成長したいと思うなら、
  • ・新しいことへのチャレンジを積極的にしていきたいと思うなら、
  • ・自律、自浄、自走できる組織に入りたいと思うなら、
  • ・「こんな人は向いていません」に合致しないと思うなら、

ぜひ、BeBlockにエントリーしてください。あなたの応募をお待ちしています。

代表取締役社長 写真